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2007年03月04日

耐震偽装事件@アパ/木村建設/小嶋氏8回公判

耐震偽装事件の報道が少し出てきましたので。
まずは2月23日の木村建設元社長の公判。

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木村建設元社長、涙「八代で余生」最終意見陳述

 耐震強度偽装事件で、詐欺罪などに問われた木村建設(熊本県八代市、破産)の元社長・木村盛好被告(74)の公判が22日、東京地裁で行われた。木村被告は涙ながらに最終意見陳述した。
 「社会復帰できた後は、これまでお世話になった地元の方々にお役に立てるように…」。読み上げたA4用紙が最後の3枚目にさしかかったとき、木村被告の言葉はとぎれとぎれになった。
「八代で、静かに余生を送りたい」と、涙をぬぐった。
 弁護側は最終弁論で、偽装を知りながらホテル施工代金をだまし取ったとする詐欺については無罪を主張。木村被告も「天地神明に誓って」詐欺を否定した。一方、建設業法違反に問われた粉飾財務諸表による虚偽申請は認めている。検察側は懲役5年を求刑。判決は5月8日に言い渡される。
(2007年2月23日06時01分 スポーツ報知)
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>偽装を知りながらホテル施工代金をだまし取ったとする詐欺については

動かぬ証拠として、うちの会社だけは大丈夫でありますようにと神社に送った祈願文のFAXがありますからね…
それについて裁判所がどう判断を下すのか。

次にアパホテルの耐震偽装についてです。
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アパ耐震強度偽装、住民に謝罪 神戸

2007/02/26

 田村水落設計(富山市)が構造設計した「アパグループ」のホテルなどで耐震強度偽装が発覚した問題で、同グループが建築主となった神戸市中央区内のマンションを二十五日、アパ側の社員が訪れ、住民らに調査の途中経過などについて説明した。
 住民らによると、アパ側は入居者に謝罪。別の設計会社にマンションの図面の点検を依頼して、耐震偽装の有無を独自に調べており、三月中に結果が出ることを明らかにした。
 住民は、偽装があった場合の対応などをただし、個別説明会の開催も求めたが、アパ側は明言を避け、「近く文書で回答する」と述べるにとどまったという。
 田村水落設計が手掛けた物件は、同市内に別のホテルを含めて計二棟ある。神戸市は偽装の有無などを調査中で、二月中にホテル、三月中にマンションを調べ終え、結果を建築構造の専門家に諮るとしている。
神戸新聞
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社長が来て頭下げるのならまだ分かりますが、
社員任せとは。
それに、「近く文書で回答する」とは誠意が全く感じられませんね。
どういった企業体質なのかが窺えます。
京都に行った時に泊まったところが偽装されてたと知ったときは、
本当に私も驚きました。

以下は2月27日のヒューザー、小嶋進氏の公判の傍聴記です。
(全ての文言を記録できているわけではありません)

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小嶋進氏 第8回公判 102号法廷
今回も傍聴券は先着順でした。
いつもと同じように厳しいボディチェック。

今回はGS藤沢の関係の尋問です。

13:18開廷
最初の証人はM銀行の住宅ローン係、耐震偽装関係の対応窓口でもあるI氏。
平成17年10月28日にGS藤沢の入金が処理された。
どうすればその入金を止められたのかという検察の問いに「前日の27日19:00までに連絡してもらえれば入金の予約登録が取り消せた。24時間対応の電話もあったので何らかの対応は出来た。これまでに融資実行の手続きを止めた例として、資金・書類が揃わなくなり、融資直前で止めた。融資前日に連絡を受けたこともあった。今回の件についてヒューザーから組み戻しの事実はなかった」
「会社との提携には厳格な審査がある。企業として相応しいかどうか。信用、財産状況などもチェックする」

裁判官「提携ローンについて、契約するといつまでに入金停止できるか説明しますか」
I「しません」
裁判官「何かあったら連絡をくださいとか、その際の連絡手段は教えますか」
I「担当者によります。大体名刺を渡すので」
裁判官「今回で組み戻しの事実はなかったというが、組み戻して欲しいということはありましたか」
I「そこまでの内容は聞いていません」

I氏はこれまで、ヒューザーの従業員とも被害者の顧客とも直接面識はなく、証人に呼ばれたのは銀行での耐震偽装関係の対応窓口であるからだそうです。

15:10 I氏退廷。

2人目の証人はGS藤沢の住人、S氏。
入廷し検察、裁判官、小嶋氏側に深くお辞儀をすると、小嶋氏も深くお辞儀を返した。

検察「GS藤沢の○号室を購入し、ヒューザーに支払いましたね」
S「はい。10月28日の入金も午前中までにしてくださいとあった。依然住んでいた家を売り渡した資金を28日に振り込んだ。10:30までには入金されたと思う」

S「10月28日時点では偽装は知らず、11月半ばに市役所からマンションのポストに偽装がある旨の手紙が投函された。その後にヒューザーからも投函された。建物の不正が書かれていると思い驚いた」
S「10月28日時点で偽装は全く知らない。知っていたら欠陥のある建物に多額の金を振り込むわけがない。建築確認書自体、絶対のものだと思っていた。イーホームズから検査済みがおりていたのは知っていた」
検察「耐震補強、免震工事をするとヒューザーから言われたら支払ったか?」
S「一度問題のあった物に対して支払うことはない」
検察「GS藤沢を退去するときの気持ちは」
S「なかなか新しい家が見つからなかったが、前の家の近所の人が協力してくれて見つけてくれた。妻はマンションから飛び降りたいという心境に陥っていた。
再建計画については資金の自己負担があり、二重ローンになる人もいる。次の工事請負業者も出てこない。採算も合わず、どうなるんだろうという心境。
ヒューザーから迷惑料をもらい、12月に中間配当を受け取ったが最終配当はまだ。
それ以外にヒューザーからは何もない。
今の気持ちは一言では言い尽くせない。まさか、こんな事になるとは夢にも思わなかった。
いろんな夢があったが一瞬にして潰されてしまった。
設計士が偽装をして作るのは殺人未遂に当たると思う。法が軽いという憤りを感じる。
ヒューザーが知っていて鍵を渡したのなら同罪だと思う」

山下弁護士「詐欺にあったと思ったのはいつごろか」
S「事件が明るみになるにつれて」
山「警察に対して直接、被害届けを出したか」
S「告訴状にサインした記憶も、被害届けを出した記憶もない」
山「小嶋さんの罪状は証人に対する詐欺であるがどう思うか」
S「民事の方が問題で、刑事については自分から進んでやった覚えはない」

S「瞬時に全てを失ったことに対して関係者、ヒューザー、イーホームズ、姉歯さんに損害賠償をしたいが、皆できないという。こちらは日に日に辛くなっている。
国も皆責任逃れをしている」
S「われわれの被害回復に、どれだけこの裁判が役に立つのだろうかと思う」

S氏退廷後、3人目の被害者側の証人T氏入廷。
T氏は冒頭、インターネットでの言われなき誹謗中傷や、直接ポストに嫌がらせの手紙が投函されたことについて嘆いておられました。

私は途中で退廷したのでこの後の進行は分かりません。
次回以降の日程。3月15(104号法廷).27日、4月13.26日








posted by ひらりん at 19:48| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 耐震偽装事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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